何かと話題になることも多いHMB。
飲むだけで筋肉がつくとかそういう誇大広告も多いですが、
いったいHMBって本当は何なのか。
今日は話題のHMBを紹介していきます。
HMBはトレーニング中の筋肉の分解を防いでくれる!
誇大広告のせいで胡散臭いイメージを持たれてしまっている事も多いHMB。
HMBの持つ本当の効果を知ると手放せなくなってしまいますよ!?
そもそもHMB(β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸)とは?
HMBは必須アミノ酸であるロイシンを摂取すると体内で生成される成分です。
ロイシンは当サイトでもすでに紹介しているEAAやBCAAにも含まれている必須アミノ酸の1種です。
筋肉の増加や分解の抑制をサポートすると言うことで今ではボディビルダーやトップアスリートのみならず、
高齢者の筋力の減少にも効果があるとして近年注目されている成分です。
ロイシンの5%しかHMBにならない
効果に注目されているHMBですが、
なんと摂取したロイシンの5%しかHMBになりません。
そのため食事やEAA、BCAAと言ったサプリからHMBを必要量摂取することは難しいと言われています。
なのでHMBの効果を体感するには単体でHMBの摂取が必要です。
HMBの効果
HMBの効果は、
・筋肉の分解を抑える
・筋肉の回復を促進
・普段のトレーニングよりも追い込めるようになる
と言うのがあります。
トレーニングとは筋肉を傷つけて回復して元よりも強くなる!の繰り返しです。
普段のトレーニングが、
傷つける(-2)+超回復(+3)=筋肉が太くなる(+1)
と言う感じなのに対しHMBを飲むと同じトレーニングをしても、
傷つける(-1)+超回復(+4)=筋肉が太くなる(+3)
と言う風にトレーニングの結果が変わってきます。
より追い込んだトレーニングが出来る
なんだか曖昧でこれまた胡散臭いと思われてしまいそうですが、
科学的にしっかりとした根拠があります。
HMBを摂取することで酸素の摂取量が増える事が分かっています。
酸素が多く取り込まれるとそれだけ疲れを感じにくく普段よりも激しいトレーニングが出来るようになります。
また酸素を多く取り込むことで回復が早くなることも分かります。
ちょっと大げさに言ってみれば酸素カプセルの中に入ってトレーニング出来るようなイメージですね!!
HMBは単体での摂取がおすすめ
なにかとネット上で売られているHMBのサプリが多いですが、
HMBは単体でHMBと言う成分のみが入っているサプリメントと、
その他にいろんな成分が入っているサプリメントがあります。
HMBだけを摂取したいので他の成分が入っているサプリメントを選ぶと必要量が摂取出来ないので注意してください!!
HMBの必要量
一日に必要なHMBの量は3gと言われています。
体格などにより個人差はもちろんありますが、
研究結果により一日3gを摂取したグループの筋肉量の増加が一番多かったことが分かっています。
飲み過ぎても効果は無いですし必要量以上の摂取はやめましょう!!
HMBの副作用
HMBに副作用は無いと言われています。
2013年に推奨摂取量の2倍の6g/日を一か月間摂取した後に詳細な血液検査などをする実験がボールステイト大学で行われ、
その実験結果の論文が発表されています。
血液検査や尿検査では異常値が一切なく、副作用は無いという結果になりました。
HMBを飲むタイミング
HMBはトレーニング中の筋肉の分解を防ぎ、トレーニング後の筋肉の回復を促進してくれる効果があります。
ですのでHMBを飲むタイミングは、
トレーニングの前・後
です。
おすすめはクレアルカリンと同時に摂取
グリのおすすめはHMBとクレアルカリンを同時に摂取することです。
グリの周りのプロの競輪選手の友人なんかもこの組み合わせで飲んでいます。
ちなみに競輪選手の友人は、
「クレアルカリンとHMBを飲むと気絶するほど追い込める!」
と言っています。
グリは気絶するほどではないですが、
明らかに飲まない時と比べると疲れにくくてパワーが出るのでがっちりトレーニング出来ます!!
この二つの組み合わせは本当にお勧めです!
クレアルカリンについて詳しくはこちらで紹介しています。
